第93回日本学生氷上競技選手権大会の中止のお知らせ
タイトルにある通り第93回日本学生氷上競技選手権大会(インカレ)の中止が決定致しました。下記の文書をご確認ください。
令和2年8月31日
加盟大学各位
関係団体各位
報道機関各位
一般社団法人日本学生氷上競技連盟
会長 福田 弥夫
第93回日本学生氷上競技選手権大会の中止について
平素は当連盟の活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
当連盟が主催する日本学生氷上競技選手権大会は、大正14年に第1回大会が開催された、日本で最も古い歴史と伝統を誇るスケートの大会であります。新型コロナウイルス感染拡大を受けて、今年度の第93回日本学生氷上競技選手権大会開催の可能性検討のため、スピード、フィギュアそしてアイスホッケーの三部門ごとに大会開催検討委員会を設置し、関係者一同は実施の可能性を探ってまいりました。
しかしながら、現在の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況に鑑みると、選手・役員等の安全と健康の確保が難しいこと、現時点でいまだに部活動の再開ができていない加盟大学が多数あること、加盟大学の学長の皆様からご回答いただいたアンケートの結果も、大会開催に向けては厳しい内容であることなどを総合的に検討した結果、昨日の理事会におきまして、誠に残念ではありますが、第93回日本学生氷上競技選手権大会の中止を決定いたしました。この中止は、同時に部門別ブロック別予選会の中止を意味しますが、各ブロックにおける大会自体の開催中止を意味するものではありません。なお、今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を踏まえ、状況の好転及び感染対策の万全を期したうえで、代替大会の開催を検討する予定です。
今回の中止は誠に無念であり、大会開催予定地のスケート連盟、アイスホッケー連盟そして自治体を含む関係者の皆様には大変なご迷惑をおかけすることとなりますが、どうかこの状況をご理解くださいますようお願い申し上げます。なお、これまでは、第3回(昭和2年)が大正天皇御大葬のために中止となり、第6回(昭和7年)と、第36回(昭和39年)が、暖気のため中止となっており、今回の中止は4度目となります。
以上