アイスホッケー部門代替大会について

令和2年11月10日

加盟大学各位

関係機関各位

(一社)日本学生氷上競技連盟

会 長  福 田 弥 夫

アイスホッケー競技代替大会開催の見送りについて

当連盟は、8月31日にホームページを通じて「第93回日本学生氷上競技選手権大会」(インカレ)の中止決定を告知し、インカレ代替大会開催の可能性を探るべく、スピード、フィギュアそしてアイスホッケーの各部門の大会開催検討委員会を設け、検討を進めてまいりました。

ショートトラックスピードスケート競技はすでに代替の大会を10月18日に長野県において開催し、スピードスケート競技につきましては大会要項が出来上がり、本日公表する予定です。フィギュアスケート競技につきましては代替大会開催の検討が進んでおり、近日中に大会要項等の公表が可能な段階まで来ております。アイスホッケー競技につきましては、青森県八戸市及び青森県アイスホッケー連盟の協力の下、大会開催の検討を進めてきておりました。しかしながら、昨年度のベスト16チームの監督の皆様との意見交換会において、宿泊を伴う大会への参加には大学からの承諾が得られにくいことなどから、関東地区の監督より、日帰りで可能な代替大会の開催を要望する旨の意見が提示されました。

そこで、監督会において出た要望を、大会開催検討委員会に対する会長からの諮問事項として検討を依頼しました。その結果、宿泊を伴わない範囲内での会場確保が難しいこと、12月末からの大会時期の変更は、大学の学事日程等の関係から難しいこと、関東地区以外の大学の参加が困難となる可能性が高いことなどを総合的に勘案して、理事会の決議によりアイスホッケー競技のインカレ代替大会の開催を見送ることといたしました。

なお、アイスホッケー部門の大会開催検討委員会よりの答申事項である、「次年度以降、仮に状況が改善されなかった場合には、学生アイスホッケー競技の全国大会開催はできない可能性が高くなる。そのため、今年度中に何らかの試合において感染対策を含め次年度に向けた大会開催の指針を出せる取り組みをするべきと考える。」につきましては、なお検討を進めて行く所存です。

加盟大学各位におかれましては、どうかこの状況をご理解下さいますようお願い申し上げますとともに、学連の活動への今後ますますのご理解とご協力をお願いいたします。

以上